毎年恒例となった「夏休み教室」、7/23(火)〜7/27(土)にかけて五日間開催し、外国にルーツを持つ子供達11人が参加しました。そのうちの7人が今回初参加で、それぞれ中国、フィリピン、米国出身の子供達でした。
開催初日には、それぞれが日本語で自己紹介(自分の名前、出身国、好きな物等)をして、自分のことを知ってもらう、又相手のことも理解するといったことができたことはよかったと思います。その後、フルーツバスケットをやり、最初は緊張した面持ちの子供達の表情も徐々にほぐれ、みんなに一体感を感じさせることができたのではないかと思いました。
学習内容としては、夏休みの宿題をやることがメインですが、まだ日本にきてまもない子供達には、日本語の基礎である「ひらがな」「カタカナ」を指導、カルタなどを使用して楽しみながら学習しました。
五日間のうち、一日は国土交通省主催の体験教室に参加し、建設技術を見たり、作業車の乗車体験をしたりして、教室から飛び出して楽しい一日を過ごすことができたと思いました。
又、大学生のボランテイアが一人参加してくださり、私達が日頃感じている日本語教育の難しさについて共感いただけたのは良かったと思います。卒業後も、外国と関わりのある仕事に就きたいとのことでしたので、今回の体験を生かしていただければと思いました。
来年もまた、「夏休み教室」に集合!待っています!(小野 記)

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